ライフドクター長谷川嘉哉の転ばぬ先の知恵(旧:介護事業の知的創造コンサルティング)

ビジネス、勉強、マネープラン、介護、ライフワークバランス……
認知症専門医であり、経営者でもある長谷川嘉哉が人生を10倍豊かにする知恵をお届けします。

インタビュアー/ポッドキャストプロデューサー:早川洋平(キクタス) 制作協力/和金HAJIME

第44回「新番組『ライフドクター長谷川嘉哉のブレインウォッシュ-計画なくして自由なし-』」

2014年4月22日 22:30

4月より、動画の新番組配信が始まります!


■これからはYou Tubeでもお目にかかります
―今回はみなさんにお知らせがあるそうですが

平成26年4月からYou Tubeで定期的に番組を配信します。番組名は「ライフドクター長谷川嘉哉のブレインウォッシュ ~計画なくして自由なし~」。まずは番組名に使われている言葉について説明させてください。

「ライフドクター」については何度もご紹介していますね。何しろ商標登録までした名称です。医師として病気を見るだけでなく、みなさんの人生においてもお役に立ちたいという意味が込められています。

「ブレインウォッシュ」は、辞書的に説明するとbrain wash=意識改革です。凝り固まった脳を洗濯してしまおうという意図です。またこの言葉には「洗脳」というニュアンスもあります。私はこれからYou Tubeの新番組でみなさんを洗脳してしまうつもりです(笑)

そして「計画なくして自由なし」は、私が大好きな本多静六さんの以下の言葉に由来しています。

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人生計画は決して人生の自由を束縛するものではなく、かえってその拡大充実をはかる自由の使徒(しと)、「計画なくして自由なし」である。
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私も計画することで計画以上のことが達成できたと実感しています。ちなみに本多さんは25歳のときに「我が人生の予定」を立てています。

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40歳までは、ケチと罵られようが勤倹貯蓄で一身一家の独立安定の基礎を築くこと

40歳より60歳までの20年間は、専門の職務を通じて社会のために働き抜くこと

60歳以上の10年間は、世恩に報いるため勤行布施のお礼奉公につとめること

70歳以上に生き延びたら、居を山紫水明(さんしすいめい)の郷に卜し(ぼくし)、晴耕雨読の晩年を楽しむこと
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とても素晴らしい計画だと思いませんか? 

さて私はというと、認知症の専門医として外来と訪問診療を行っています。認知症の患者数は全国で30位に入る規模です。訪問診療も年間2000件、施設系は3000件。それを2人の医師で行っています。また年間50名以上の看取りも行なっています。

なぜこんなことをお話しするかというと、時々「長谷川は医療に携わっていないのではないか?」言われてしまうことがあるからです(笑)医師としての仕事もきちんと取り組んでいますのであしからず。

クリニック以外にも介護事業を行う株式会社、NPO法人、社団法人などグループ全体で10億円の売り上げがあります。経営安全率15%を維持し、しっかり納税して社会貢献しています。

そのうえ商業出版もさせていただき、講演は年間に50回、ポッドキャストも配信しています。ブログも週3回更新し240週続けています。さらに夫婦円満で三人娘に囲まれ、月1回の家族会議をずっと続けています。現在私は48歳ですが、遺言も夫婦それぞれで作成しています。

こうした努力のおかげか、「長谷川は専門職の憧れだ。人生計画を立てることで経済的自由と精神的自由を手にしているのだから」とある方に言っていただいたこともあります。

―長谷川先生が数々の成功をおさめた秘訣はなんでしょうか?

きちんと「仕組み化」していればこれぐらいは決して難しいことではありません。最近作家の方々と知り合う機会が増えたのですが、一つ気になることがあります。それは本がベストセラーになり、社会的に有名でも「仕組み化」ができていないために経済的成功・精神的成功のいずれも手に入れていない人が多いことです。

かたや開業医や歯科医師などの専門職は、社会的地位はあっても自由がありません。経済的成功と引き換えに精神的自由を失っている人、いわゆる「やり手」で分院を作ったものの余計に忙しくなってしまった人もいます。そんな方々に私が培ってきたノウハウをお伝えできればと思っています。

―You Tubeで配信する新番組の内容はどんなものになるのでしょうか?

ポッドキャストでも好評だった高校での講演を念頭に置いています。この講演の題名は「夢は叶わない」でした。私は願いさえすれば夢が叶うなどと陳腐なことは言いません。夢の実現にも理屈があるからです。これが新番組のコンセプトです。

やみくもに仕事に取り組んでも自分が働いた分しか収入になりません。自分が倒れてしまえば終わりという状態は、厳しいようですが「乞食」にすぎない。だから私は「計画なくして自由なし」と言うのです。

ちなみに年収1000万円以上の経営者に限定した講演「乞食からの脱却」も大変好評で、参加者15名のうち3名が私の個別コンサルティングを受けています。その他からも希望者が多く、今やコンサルティングは自分の天職ではないかと思っています。そのためYou Tubeの新番組は私のコンサルティングのご紹介を兼ねたものになるでしょう。

私自身コンサルタントに相談したことは何度もありますので、その利点・欠点ともに熟知しています。コンサルタントを毛嫌いする人もいますが、私は適切な時期に適切なコンサルティングを受ければ投資効果が抜群だと実感しています。

もちろん番組そのものを楽しんでいただくだけでも結構ですし、ご興味がある方は私のコンサルティングの雰囲気を知るために活用してください。(了)